昨年の末、京都タクシー業務センターからこのような依頼を頂戴しました。
「京都市さんの関係で、京都写真家協会さんが実施する『エッセンシャルワーカーを取り上げた写真展』に、ぜひ彌榮自動車さんから出ていただきたいです、しかも可能であれば山﨑社員を指名させていただきたい」
昨年東京でも地下鉄駅構内に大きく貼りだされ話題になった企画の京都版を行うというもの、そして女性ドライバー代表としてお声をかけていただけるとは、なんということでしょう。
ということで、山﨑社員の承諾を取り付け、2021年1月上旬に撮影を行いました。
当日はとても日差しがまぶしいなか、カメラマンさんの指示に的確に応じポーズをとる山﨑社員。
人事スタッフの私もカメラをもって後ろからしれっと写真を撮りましたが(この写真も)、さすがテレビや新聞などの取材をこなしているだけあり、表情の変化が素早い。
そして、その表情の変化があまりに的確過ぎてカメラマンさんも「もぉー、山﨑さんってすごすぎますっ! カメラ慣れもいいところです」とべた褒め。
ということで撮影が終わり、写真展が始まった初日に山﨑社員と現地に行くことに。
場所は四条烏丸と四条河原町の間にある「四条地下道」、二人で「どこやどこや」と言いながら探していくことしばし。ようやく見つけ、二人の口から出た言葉が「でた(笑)」と。
これです、ありました。
そして写真も「セパレートカーテン越しの山﨑社員」、当日も二人でカメラマンさんに「すごーい」と言ってしまいましたが、このカーテンの処理もすごすぎます。
ということで、パネルとご本人並んでいただきました。
2人であーでもないこうでもないと言いながら、「その表情いいよー」「あっ、もうちょっここっち向いてー」とか言いながら写真を撮る光景。
行き交う人々には「怪しいおっさんと、それにしぶしぶ従うモデルさん」と思われたかもしれませんが、そんなの関係ありません(笑)
とまぁ笑い話にもなりましたが、私たちタクシードライバー(山﨑社員はハイヤードライバーですが)の仕事も公共交通機関の一つとして「ドアtoドアで移動されるみなさまを支える」唯一のものであり、コロナ禍でも変わらず動き続ける「エッセンシャルワーカー」です。
そのようなことを改めて感じさせてくださったきっかけを業務センターさんからは頂戴し、本当に感謝しております。
なおこの企画『コロナと戦う人々の肖像写真展「マスク時代の肖像」』は2021年1月31日まで開催されています。今の社会状況ではなかなか外出する機会もままならないとおも思いますが、お近くを通られた際はぜひ一度ご覧ください。