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ノウハウを継承するということ

2022年卒向け新卒社員内定式から数日。

この日は2021年入社の新入社員に対して、ベテラン社員(教習班長)が「観光技術を教える」ということを目的に、研修会を行いました。

彌榮自動車では新卒・中途関係なく、新入社員の乗務開始までの初任研修については、人事部の教育担当者と教習班長が連携して携わるというシステムになっています。

その一環で、この日は新卒社員向けに「いつでも修学旅行に行ける(注:社内観光資格は必要です)」ことを目的に、「修学旅行で行く場所+α」の神社仏閣をまわることにしました。

今回講師となったのはこの二人。

松下班長(2005年入社/西五条営業センター所属)

岡本班長(2015年入社/西五条営業センター所属)

この日最初に訪れた場所はこちら。

紅葉で知られる永観堂。

修学旅行で行くことは少ないですが、紅葉の時期に欠かすことのできない場所ということで、敢えて一般社寺を入れることにしました。

その次に訪れたのが銀閣寺。

境内をまわりながら一般的な観光知識のことだけではなく、修学旅行のお供中に留意しなければならないこと、そして注意しなければならないことについて説明を受けました。

その後向かったのが二条城。

京都の街にも修学旅行生が少しづつ戻ってくるなか、ここでも一般的に紹介しなければならない事項だけではなく、時間配分に基づいて案内する場所なども踏まえ細かい説明がありました。

そして二条城といえば外せないのが「鴬張りの廊下」。

なぜそのような事情で出来上がったのか、そしてその構造について実際に潜ってみながらの説明を受ける一同。

新卒社員にとっては初めてのことも多く、聞く表情も真剣さながら。

そして途中途中での質問も数多く飛び交うなど、ベテラン社員の技をできる限り吸収しようとする新卒社員の面々。

それに応えるかのように、そのあと訪れた三十三間堂や東寺でも身振り手振りを加えながら自分自身の観光に対する想いを伝える松下班長。

横で話を聞く岡本班長も圧倒されるシーンがしばしば。それだけ観光とお客様に喜んでいただきたいという想いをもって日々業務に取り組んでいると再認識する一同。

新入社員たちは初めて行くところや案内する立場として初めてのところをまわりながら緊張しつつ、そして時に圧倒されなが真剣に話を聞いていました。

 

既に観光業務に従事している新入社員もいますが、入社から1年たつ来年春にはすべての新入社員が観光業務に従事することになる予定です。

中途と新卒、年代や経験値はそれぞれ違いますが、お互いの持ち味を生かしながら京都にお越しになるお客様へより良い「京都の想い出を創り上げられる」よう、色々なことにチャレンジしていきます。